ストレスが解消しない!?自分で対処できないときはプロに相談を


ストレスを生み出す要因を遠ざける

自分自身がストレス解消につながると考えていることが、実はまったくの逆効果になっているかもしれません。例えば飲酒に関しては適量であれば入眠を促してくれますが、飲みすぎると睡眠の質を妨げてしまうのです。お酒をたくさん飲むことですぐに眠たくなる反面、中途覚醒作用によって途中で何度も目が覚めるリスクが高くなります。また過度の飲酒はいびきや睡眠時無呼吸症候群などの原因にもなります。喫煙に関しても同様で、タバコはストレス解消法としては役立ちません。確かに一時的には気持ちが落ち着くかもしれませんが、ニコチンとタールという有害物質を体内に取り込んでしまうので、心身にとってよくありません。またタバコは依存症を招きやすく、体内のニコチンが切れてくると再び喫煙をしたくなるという負のループにハマる原因になります。

その道のプロに意見を聞いてみる

自分自身を客観視するのは容易なことではありません。自分が信じているストレス解消法が実はストレスの原因になっている可能性は大いにあるのです。さまざまなストレス解消法を実践してもストレスが消えない場合は、精神科や心療内科を受診してみるのも手です。専門家の意見を聞くことにより、最適なストレス解消法が見えてきます。ストレスにより心身の状態が不安定になっているなら、必要に応じて薬物療法を取り入れてください。薬物には一定の副作用がありますが、ストレスにより睡眠障害を起こしたり、精神疾患を誘発したりするデメリットを考えれば、早めに薬物療法を開始してストレスを解消していったほうがメリットは大きいです。

お仕事帰りにも行くことができる夜間診療のあるところや、土日祝日もやっている心療内科を梅田で探すのがおすすめです。